| minolta HI-MATIC F Specification | |
| 形式 | 35mmレンズシャッターカメラ |
| レンズ | ROKKOR 38mm F2.7(3群4枚構成) 最短撮影距離0.8m |
| シャッター | 2枚羽電子制御レンズシャッター(セイコーESL) 4〜1/724sec. |
| 測光 | CdS素子による外部測光(Ev0.9-17・ISO100時) |
| 露出制御 | アポダイズシャッターによるプログラムEE、フラッシュマチック(1/20sec.固定) |
| フォーカシング | 2重像合致式距離連動方式 |
| ファインダー | アルバダ式ブライトフレームファインダー |
| 電源 | HM-N(MR52)型水銀電池×2 |
| 重量 | 360g |
| 備考 | 1972年6月発売 当時価格:21300円 |
Introduction
ということで、ミノルタ・ハイマチックFの紹介ー。
本機は71年に発売された「ハイマチックE」の下位機種にあたる、35mmRFコンパクトカメラです。
米の宇宙船フレンドシップ7号に搭載され、初めて宇宙から地球を撮影したカメラとして有名な
初代「ハイマチック」の発売から10年が経過し、またこの時期は普及機の小型化が進んでいました。
しかし当時のハイマチックは初代の構造を受け継いでおりまだ筐体が大きく、また重いカメラでした。
そこでミノルタが開発したのがE/Fの系列で、輸出タイプなども含めかなりの数が売れたそうです。
機構的には、ハイマチックE/Fともセイコー製のアポダイズシャッターによるプログラムEE専用機。
アポダイズシャッターは三角波シャッターとも呼ばれ、受光素子を通った電流を積分しながらシャッターがゆっくり開き、適正露出になった瞬間高速で閉じる方式のシャッターです。
明るければ早く閉じるので高速シャッター+小絞りになり、
暗ければゆっくり開ききって低速シャッター+開放・・となるわけです。
この方式は、通常のレンズシャッターに比べてレンズ中心ほど開いている時間が長いため、描写性能とボケ質が良くなる特徴があります。
この系列のシャッターは当時の35mmEEコンパクト機によく搭載されていますが、
けっこう洗練された機構で目的にも合致しており、よく出来たシャッターだったと思いますねw
ともあれ、小型化されたハイマチックは、コニカC35を初め各社コンパクト機とともに良く売れて、
現在に至るまで中古市場・・後には中古屋店頭のジャンクワゴンを埋め尽くすことになりましたw
Outside
Impression
本機にはシルバークローム仕上げとブラック塗装のものがありますが、俺が持ってるのは後者。
一時期どっちも持ってましたが、あんまり使わないので白い方は人に譲ってしまったw
写りはけっこう良好で、テッサータイプらしくシャープですが色ノリは浅めな印象。
個人的にはフジのナチュラ1600を装填して「擬似NPモード」での使用がツボったカメラです。
小型軽量で操作もシンプルなので、そういう気楽な使い方が向いてますねー。
中身プラカメだし普及機なので高級感云々は禁句ですが、外装の仕上げは非常に良好です。
特に黒モデルのネオブラックと呼ばれる仕上げはライツ社との共同開発の産物といわれ、
独特のマットな質感がすごく!(・∀・)イイです。
よく売れたカメラであり、そこそこ人気のある機種ですので中古でも良く見かけます。
相場は高くても数千円程度でしょうか。気軽に使えるコンパクトなカメラがほしい人にはオススメ。







